2017年02月28日

犬の輸血と献血

DSCN1674 - コピーBlogPaint





↑献血をする時は、犬の首輪のある
あたりから血を抜きます。
右画像の黒丸で囲った部分から
民弥は血を抜かれました。
(毛を剃って抜くためまだ毛が薄いです。)


犬に輸血をする時は、手術中か、貧血が酷い時か、
透析をする時です。手術中の輸血は
出血が酷く命に関わる状態にしないためです。
手術中以外で貧血が酷い時というのは、
身体のどこからか出血している時です。
この場合、怪我(大抵事故)か、どこかにある腫瘍からの
出血が原因になることが多いです。
透析をする時というのは、腎不全や中毒の時などです。

この輸血ですが、ヒトと違い犬や猫の場合は、
輸血できる設備のある病院がそれぞれ血液の
確保を行わないと輸血用の血液はありません。
輸血用の血液を確保するということは、
健康な犬や猫から血を提供してもらうということに
なります。輸血用の血液は、ヒトの場合保存血
使うのが一般的です。

しかし、犬や猫の場合は、必ずしも保存血を
使うとは限りません。(続きは長文)


<犬の輸血と献血について>

犬の・・と書いたのは、今回、民弥がべこちゃんの
ために献血を行ったため犬の献血と輸血については
説明を受けたのでわかりますが、猫はまだ未経験なので、
猫についてはわからないからです。
大きな差はないと思いますが。。


★犬の献血
tomoが利用している日本動物医療センターでは
献血に協力してくれる犬や猫を募集
しています。
↑ここをクリックすると献血をお願いする犬や猫の
条件が書かれています。簡単な献血の流れも書かれています。

この条件なのですが、、、正直動物病院に来る犬や猫の
状態からすると全ての条件に一致する犬や猫は
多くはないと思います。獣医師にはもう少し条件を
緩めた方が良いのでは・・・と提案しました。
とくに犬の条件にある体重です。体重が15kg以上の犬・・。
小型犬を飼っている人が多い都内ではこの15kg以上という
条件を満たすのは相当大変です。
民弥でさえ体重は12.7kgでした。フレンチブルのべこちゃんは
12kgぐらいで、民弥より少し少なめです。
この2匹でさえ体重で条件を満たしません。
5年前に亡くなったゴールデンの雑種のペルくんが
17kgぐらいだったので、条件に合いますが、
15kg以上とは中型犬でも大きめになります。

110117_233210←2011年1月の画像。
三毛猫はるちゃん(体重4kg)と
ペルくん(17kg)の比較画像。



DSCN0589←2013年4月の画像。
柴老犬の景正(体重13kg)と
三毛猫はるちゃん(4kg)の比較画像。



130421_164037←2013年4月の画像。
柴老犬の景正(体重13kg)と
ブルドッグのななちゃん(約24kg)の
比較画像。


170203_144605←2017年2月3日の画像。
雑種犬民弥(体重12.7kg)と
雄猫歳三(体重約6kg)の比較画像。



130504_233649←2013年5月の画像。
グレートピレニーズのしんちゃん
(体重約50kg)。参考画像です。
*サマーカットのため短毛です。



130504_233723←2013年5月の画像。
チャウチャウ。(名前忘れました。)
(体重約23kg)参考画像です。
*サマーカットのため短毛です。


現在、日本動物医療センターでは緊急時のために
登録制で体重など献血基準を満たさない場合でも
年齢が10歳以下であれば、献血要員として
登録ができるようになりました。
献血要員になれるかは、問い合わせなければわかりません。

べこちゃんへの輸血については飼い主さんが
民弥の血液を使うリスクを承知で使用することに
なりました。飼い主同士が話合いお互い了承していれば
条件など関係ないということです。


今回、民弥が献血をしたのは、東京都新宿区にある
小滝橋動物病院です。フレンチブルのべこちゃんを
診てくれていた獣医師の診察を受け、
血液検査(血球計算)とべこちゃんの血液とあうか
テストしてから献血します。
民弥(12.5kg)の体重で最大で250ml血液を
抜く事ができると言われました。

「(゚ロ゚;)エェッ!?そんなに??」と驚いてしまったほどです。

べこちゃんの血液との相性は悪くなかったため
今回は、200ml抜く事になりました。
(民弥の血算の結果は異常なしでした。)
献血のために民弥を預け、待つこと30分ぐらい。。
戻ってきた民弥の首は毛が剃られていたため
一部の毛が薄くなっていました。
献血後は、少し様子をみて問題がなければ
帰宅できるのですが、徒歩で帰るわけではないので
自宅で様子をみる事にし、すぐに帰りました。
(べこちゃんの飼い主さんに送っていってもらいました。)

べこちゃんに使えるかどうかテストはしていますが、
輸血中に拒絶反応が起きないとは言えないらしく、
途中で中止することもあるそうです。

今回は、べこちゃんの飼い主さんと事前に
民弥の血液を使う前提で話しをしての献血なため、
民弥の疾患やワクチン未接種など
リスクありきで輸血に踏み切りました。

民弥は神経症状があるため狂犬病予防接種は
免除になっています。他にもワクチンは打っていません。
予防で行っているのは、フィラリア症予防です。
他にはノミダニ駆除剤を使用しています。
民弥は停留睾丸があるためか発情しないので、
交配経験はないと思います。未虚勢です。

献血を行ったら、最低4週間は次の献血が
できないと言われました。
ただ、どうしても・・という場合は、2週間あけ、
100mlだけ献血するということはできるそうです。
その場合、献血する犬には少し負担になるようです。
(ふらつきなど軽い貧血症状だと言われました。)
*献血できる量は犬の体重により違いがあります。


★犬の輸血

べこちゃんの場合は、心嚢水が溜まり、そこに
血液も混ざっていました。心嚢水を抜くということは
混ざっている血液も抜きます。そうなると貧血が
酷くなるため、輸血をすることになりました。
しかし、入院中の病院にも転院先の病院にも
貧血時に使える保存血がありませんでした。
そこで民弥の血液が使えるか・・・という事になり
リスクを承知で飼い主さんが輸血をすることに
決めました。べこちゃんの場合は、緊急性があり、
命に関わる状態だったため、輸血をしないより
した方が良いという判断です。

輸血をするかしないかという選択を迫られた時、
保存血がない事が多いと思います。
tomoもペルくんの時は輸血が足りなかったことで
手術を諦めました。こんな状況になることを
考えると犬友達はいた方が良いのだとわかりました。
ただし、飼い犬より小さな犬の友達では
献血は厳しくなります。数頭いれば補えるかも
しれませんが、やはり飼い犬の体重と同じか
それより大きな犬の友達はいた方がいいです。
(10歳以下の犬友達をつくりましょう)
一番良いのは近所の犬友達です。
近所なら声をかけやすいです。ママともならぬ
犬友ですね。・・・というtomoも今は犬友達が
いません。べこちゃんが亡くなり、近所の犬達も
高齢で亡くなってしまいました。
生きているわんちゃんでも高齢犬が多いです。

犬の友達、、難しいです。


べこちゃんの輸血はというと、、、輸血中何事もなく
だいたい約2時間半かけて輸血しました。
輸血後は一応、血液検査をします。


kage_masa at 18:03コメント(0)トラックバック(0) | 病院 | 怪我&病気 

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